新型コロナウイルス闘病記

感染から発病そして入院生活を経て退院までの記録です。

2021年4月 2日 (金)

チラシ作成その2。

 本日はオホーツク管内で4人の感染者が出たと発表されてます。

感染者が悪化せず早期の治癒を願い祈っております。

そして感染拡大しないよう保健所のご健闘を祈ります。

 

 感染経験の公表をいざ具体的に考えるとその方法が

ボヤンとして分かりませんでした。

「コーセー感染してる」「あの人コロナ」の噂(真実ではあるのですが)は

尾ひれがつきどんな話になっているのか考えると時間の余裕はないし。

 私の基本の仕事は毎月販促物として出される電気製品のチラシをお客様宅に配布

する事なので取引会社に500枚のチラシを頼んでいました。

2日前に掲載した営業再開の挨拶葉書を作成していたので

「営業再開の挨拶チラシ」を作ってみようかなとアイデアが浮かびました。

製品チラシが500枚なので挨拶チラシも500枚にして一緒に

配布したいとカミさんに相談しました。実家の兄(酒屋を営んでいます)

は始め反対でしたが作成したチラシを読んでくれた後、賛成してくれました。

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 コチャコチャと書いてお客様どこまで読んでくれるかな

と思いつつ10日間くらいかけてほぼ500件手配りを完了させました。

精神的にまいって落ち込んでいる時に、いただいたお客様の応援と

励ましの言葉には本当に助けられました。今でも涙が落ちてきます。

 

 

 

2021年4月 1日 (木)

チラシ作成その1。

 昨年3月、入院中、気がかりだったのはやはり

仕事の事でした。新型コロナ感染症に感染してしまった事実。

為す術も無くひたすら臨床に望み試行錯誤を重ね治療方法を探求する

医療機関関係者。情報の錯綜もあったと思います。

そして不安の渦が世間、社会を飲み込んでいました。(現在も続いているかも)

全快退院の後どのような方法で仕事に戻るか、社会復帰が可能か

ベッドの上で考える時間は充分に有りました。

 

 私が感染した昨年2月14日15日の展示会の件は当時全国ニュースでも

報道されていました。私は約700部の展示会への案内状を北見市を始め近郊の

町のお客様に配っていました。特にお店の近郊はその7割弱を配布しております。

北見市、及び近郊の町の市民が道内初のクラスター発生を話題にしない理由が有りません。

おそらく噂のるつぼと化していたと私は病院のベッド上で確信していました。

「コーセーでんきが持って来た案内状の会場の場所だよ」

お客様の声が聞こえて来る感じがしました。

退院後避けて通れる話題ではないし公表するしかないと結論は出していました。

 

 

2021年3月31日 (水)

取材を受ける。

 昨年道内某局のテレビ取材を受けました。

感心して嬉しかったのは当時私は世間では「あの人コロナ」の代名詞を

もらっていたのにも関わらず、コロナ感染症、全快の人として

一般の一市民として接してくれた事でした。

つい嬉しくなりすぐオダッて(方言です。ハシャぐかな?)しまうのは私の悪い癖で

手作りの寿司巻きをお土産に持たせてしまいました。

(お寿司握ったり、巻いたりするの趣味なんです。)

後から考えたら迷惑だったのではと内心反省をしました。

 

 昨年の昨日(30日)の日記帳に東京で感染者13人。小池都知事緊急記者会見と

書かれています。

 今年は日本全国桁数が違う感染者です。国民皆が数字に麻痺しています。

年度替わり、満開の桜。この地北見は例年に無く早い雪解けです。

そんな開放感から、ゆるみ油断は当たり前です。(仲間とビール飲みたいなー)

本日はお役所の役人さん達が総スカン、やり玉にあがってます。

でも健康元気の為にはストレス発散も大切です。

特定少数、時間厳守、お店貸し切り状態での宴会はだめでしょうか?

 

2021年3月30日 (火)

励ましと応援。

 昨年の本日をもってコロナ感染症退院後の自粛期間が終わりました。

えらい病気に感染してしまいそれも北見でいの一番にです。

道内初のクラスター発生ということで全国放送のニュースにも

なっていました。政府からはお見舞いで北見市民1世帯にマスク40枚が

配布されました。マスク不足のおりカミさんは喜んでいました。

 

 不安要素の極めて高い感染症に対する一般社会市民の反応は情報の氾濫により

全快退院して2週間の自粛期間を過ぎても私は元感染者ではなく

「あの人コロナ」の現在進行形状態だったと思います

現在は「あの人元コロナ感染経験者」の過去形になってます。

当時は不快な思い、不快な噂を耳にすると人間不信になり感情が卑屈に

なっていくのが分かり気持ちが落ち込んで行きました。(覚悟はしていたのですが)

 

 仕事を開始しなければ生活はできません。

私事として関係者の皆様にまずはご挨拶をと思い昨年の本日届くように

28日(土)葉書を100枚程投函しておりました。



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励ましの電話を10件くらいいただきました。
メールも数件いただきました。(昨年の日記に記されていました。)
やる気、勇気、元気をいただいた3月30日でした。

2021年3月29日 (月)

コロナ差別。

 嫌いな言葉です。

虫唾が走ります。できれば使いたく無い言葉です。

本日の北海道新聞22面。コロナ病棟勤務看護師「差別ある」28%増。

との見出しが目につきました。

 自分の身の危険を顧みず健康体を犠牲にして日々献身的に

看病をして人の命を救っています。

看護師さんに限らずドクター、レントゲン技師。そんな医療従事者皆様の献身的な

犠牲の上に一般市民の健康が有ると思います。(コロナ患者は全快退院できます)

 

 病院の院長先生に各自治体の首長さんに提案致します。

病院、役所の人目のつく場所に看護師さんの防護服姿のマネキン人形を設置して

いかに厳重に感染防止をしているか、いかに苦労しながら仕事を遂行しているか見せてやるべきです。

暑さと戦いゴーグルで視界不良になりゴム手袋で手先が不自由になる中での医療活動です。

具体的に理解してもらわなくては社会の環境は変わりづらいと思います。

体調管理も職場家庭内において一般市民よりも数倍厳しく管理しているはずです。

例えばです。たとえ看護師さんが感染しても感染源には決してならないはずです。

 

 今は昨年とは比較できない感染爆発です。病院を守るのは私達だと思います。

市中感染が感染者の50%前後ですともはや感染するのは他人事ではありません。

体調管理を怠らず絶対に感染源にはならないという自覚を持ちましょう!

 

 

 

2021年3月28日 (日)

元気とは。

 大相撲の千秋楽。

お見事!照ノ富士、幕の内最高優勝。そして再大関昇進おめでとうございます!

場所前、相撲解説者の舞の海さんは優勝は「ずばり白鳳」

と予言していましたが私は照ノ富士ではと思っていました。

彼の両肘、両膝、両足首はきっちりとテーピングがされています。

言わば満身創痍状態です。ですから負け方も怪我を悪化させないように負けている

と私は感じています。あの状態であの身体は元気なのでしょうか?

元気ってどこから来るのでしょう。元気って何なのでしょう。

 

 病は気からという言葉があります。ドラマの中で深手を負った人に

「傷は浅いぞしっかりしろ!」とのセリフが有ります。

昨年私は入院時、ドクターから病状の説明は回復に向かってるし良好としか

言われていませんでした。

退院時、病院からもらったプリントには私の病状は重篤な肺炎と書かれていました。

帰宅して数日後カミさんが入院当日私が今晩呼吸困難になる恐れ有りとドクターから

電話があったといいます。

「心臓強いですね」と入院中のある日ドクターに言われた記憶があります。

(政治家ではあるまいし毛は生えてませんよと思いましたが。嘘もつけないし。)

何も知らないでいたから気楽に闘病できたのかなと今思っています。

(不安に押しつぶされそうにもなりましたが)病院の皆様の思いやりに感謝をしております。

元気はきっと気から来るのでしょうね。

 

2021年3月27日 (土)

自粛期間。

 私なりの自分で決めた自粛期間解除の日が近づいてきました。

昨年の3月15日、退院してからは2週間ほど出張の仕事は自粛したのでした。

誰の指図、指導でもなく自主的にです。(以前にも書きました)

 

 お店でいろいろ雑務などこなし一人販売会議などを開き

4月からの仕事の企画などたてていました。

お店を開けていますとやはり来客があります。

来店のお客様にはコーヒーなどお茶を差し上げます。

笑顔での会話ほど癒やされるものはないなとつくづくお客様に

感謝をしました。会話の話題はやはりコロナ感染体験談が主でした。

(当時覚悟はしていましたが私個人に関する嫌な噂話が聞こえ始めてました)

 

 自粛期間中、急ぎの修理依頼はコロナの話題は避けて(何も話しませんでした)

仕事を完了させたお客様も少数ですが複数軒は有りました。

後で人づてに私のコロナ感染の話題を聞いて不安にさせてはまずいと思い

後日その旨、お話をさせていただきご理解をしていただきました。

 

 今は感染爆発の真っ只中です。感染源(無自覚、無症状者)にならないよう感染防止に努めましょう。

 

2021年3月26日 (金)

感染する人。しない人。

 コロナ感染症に限らず、同じ時間帯、同じ場所にいて

なぜ感染する人、しない人がいるのでしょう。

分かれ目はどこなのでしょうか。 距離? 体調? 接触時間? 

それとも運なのでしょうか?

感染症の世界的大流行の時でも絶対に感染しないで(感染しても)

生き残る人がいると聞いた記憶があります。

スペイン風邪、ペスト。などヨーロッパからアジアへ。アジアからヨーロッパへ大流行しました。

それでも人類は絶滅しないで現在まで累々と繁栄しているのだと。

古い時代、現在より情報は少なく医学も現代と比較すればかなり劣るはずです。

 

 私が想像するにはきっと・・・

「遺伝子が感染予防を組み立てているからー」なんてネ。チコちゃんみたいですが。

叱られますね。「ボーッと生きてんじゃ・・・!」ってね。

 

 古来より伝わる民間医療でニラにニンニクに長ネギが最高の良薬と

先日ラジオで聞きました。日本に伝来したのは奈良時代みたいです。

そしたら餃子がいい感じなので冷凍餃子買ってきて食べてます。

これが大きくて美味しいのですごく気にいってます。ニンニクもいっぱい入ってる感じ。

栄養ドリンクもいいのでしょうか? こないだ寝不足の朝一本飲みました。

 

 日々体調管理して体力増強を心がけて感染予防をする。これ正解かも。

 

2021年3月25日 (木)

誹謗中傷。

 噂でも評判の良いクチコミは大歓迎なのですが。

悪口を言って根拠の無い内容で人を貶(おとし)める行為と

新語時事用語辞典に記されています。

でも時として人はホントの事を指摘されるとえらい怒ります。

私はカミさんに指摘されると「ウルセーんだよ!」と心の

中で言います。顔にはなるべく出さないでネ。

 悪口なのか判断はつきませんが・・・

ある日お客様宅で私の携帯電話が鳴りました。

「奥村さん!元気で良かったー!」

スマートホンの向こうから電話に出るなり言われた言葉です。

「奥さんと二人で自殺したと今、聞いたの。そんなはずない!」

と思いカラオケ仲間の彼女は心配してお電話をくれたのでした。

二人で死んだら心中事件ですよね。それも男の私が妻の首を・・・無理心中事件(こわッ)。

 ある日カミさんが「コーセーでんき閉店したみたい」と言います。

「ウン?結構忙しいけどなー」とカミさんと話しをしました。

心中させられて死んじゃうし店は廃業させられてしまうし。

心中もしていないしお店も廃業していないし明るく元気に仕事してますよー!って。

お客様とカラオケ仲間の彼女とカミさんと皆で笑い話にしました。(元気だからです)

 根も葉もない噂って楽しいものなんですね。人様の不幸は・・の味って。同じ聞くのなら

私は落語聞いて笑った方がずっと楽しく精神的に健康だと思うのですが。勉強にもなります。

 世の中に愛を。人には愛情を。24時間テレビ、年末助け合いの時だけで無く

365日忘れないで欲しい言葉ですね。それでは明日も明るく元気で行きましょう!

(明るく楽しく・・・漫談で言う人いますよね)

 

2021年3月24日 (水)

市中感染。

 市内のスーパー、病院など何処へ行っても

北見市民はほぼ100%マスクを着用されています。

私はお店の入口でマスク未着用に気づきマスクを取りに車に

戻る事まま有りますが。

学校には用事がないので行きませんが着用は徹底されてるのでは。

 そんな環境の中で感染経路が分からない人が多数発表されています。

市中で会食も無し。15分程度の会話も無し。昼食時の会話も無し。マスク未着時間帯も無し。

職場などでは3密回避も消毒も日常になりつつ有ります。感染源は

素人の私が考え付くのは市中での空気感染かドアノブなど接触感染かなと思うくらいです。

後考えられるのは無症状(無自覚も含みます)感染者との長時間接触です。 

 私が昨年感染した当日は体調が睡眠不足で絶不調でした。(ストレスも最悪状態)

同じ会場で感染した同業者も一昨年の年末から長く微熱状態と

風邪状態が続き感染当時は体調はかなり悪かったと聞いています。

感染経路の分からない感染源の分からない感染者の体調(感染当時)も

参考の為に発表していただければ感染防止に役立つのではないでしょうか。

 

 

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