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2021年3月19日 (金)

コロナ感染症に対する偏見。

 偏見と差別はどこから生まれるの?。

いずれも無知から来る誤った知識を信じて認識をしてしまうからだと思います。

誤解は非常に複雑、やっかいなものです。

現代の複雑な社会の中でなにが正解なのか立場により見方により全て変化します。

言葉を変えれば正解は無いのかも。

 でも無知と有識とは、はっきり区別ができます。

私は、昨年退院してから2ヶ月後の5月15日、知人に別れ際、背後から

からかわれるように「おまえ、再陽性になるなよ」と言われました。

カミさんは冗談だと言います。(普段からきつい冗談を言う人なのだから)

10ヶ月後の今も私の耳にはその言葉が生傷となって残っています。

「おまえ、再感染するなよ」と正面から言われれば冗談とはとらずに私は

「有り難う。気をつけるよ」とお礼を言ったと思います。

 退院して2ヶ月経過していても彼は私がまだコロナ感染者として認識しているのだなと

思いました。彼は「再陽性」という言葉の重い意味を正しく理解していないと思います。

(闘病中に記していますが入院中再陽性が分かった時、私の気持ちは流氷の海に沈みました)

感染症のインフルエンザに再感染した人に彼は「おまえまた再陽性になったのか」と

冗談を言うでしょうか?

北見市人口のほんの一部のコロナ感染経験者に対してたとえ冗談でもその言葉は

感染症に対する典型的な無知から来る偏見ではないでしょうか。

言葉一つに関しても正しい知識は大事で必要です。

 冗談はほどほどに。世間では辞任騒動に発展してしまいます。

 

 

 

 

 

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