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2021年3月

2021年3月31日 (水)

取材を受ける。

 昨年道内某局のテレビ取材を受けました。

感心して嬉しかったのは当時私は世間では「あの人コロナ」の代名詞を

もらっていたのにも関わらず、コロナ感染症、全快の人として

一般の一市民として接してくれた事でした。

つい嬉しくなりすぐオダッて(方言です。ハシャぐかな?)しまうのは私の悪い癖で

手作りの寿司巻きをお土産に持たせてしまいました。

(お寿司握ったり、巻いたりするの趣味なんです。)

後から考えたら迷惑だったのではと内心反省をしました。

 

 昨年の昨日(30日)の日記帳に東京で感染者13人。小池都知事緊急記者会見と

書かれています。

 今年は日本全国桁数が違う感染者です。国民皆が数字に麻痺しています。

年度替わり、満開の桜。この地北見は例年に無く早い雪解けです。

そんな開放感から、ゆるみ油断は当たり前です。(仲間とビール飲みたいなー)

本日はお役所の役人さん達が総スカン、やり玉にあがってます。

でも健康元気の為にはストレス発散も大切です。

特定少数、時間厳守、お店貸し切り状態での宴会はだめでしょうか?

 

2021年3月30日 (火)

励ましと応援。

 昨年の本日をもってコロナ感染症退院後の自粛期間が終わりました。

えらい病気に感染してしまいそれも北見でいの一番にです。

道内初のクラスター発生ということで全国放送のニュースにも

なっていました。政府からはお見舞いで北見市民1世帯にマスク40枚が

配布されました。マスク不足のおりカミさんは喜んでいました。

 

 不安要素の極めて高い感染症に対する一般社会市民の反応は情報の氾濫により

全快退院して2週間の自粛期間を過ぎても私は元感染者ではなく

「あの人コロナ」の現在進行形状態だったと思います

現在は「あの人元コロナ感染経験者」の過去形になってます。

当時は不快な思い、不快な噂を耳にすると人間不信になり感情が卑屈に

なっていくのが分かり気持ちが落ち込んで行きました。(覚悟はしていたのですが)

 

 仕事を開始しなければ生活はできません。

私事として関係者の皆様にまずはご挨拶をと思い昨年の本日届くように

28日(土)葉書を100枚程投函しておりました。



Photo_20210330180901
励ましの電話を10件くらいいただきました。
メールも数件いただきました。(昨年の日記に記されていました。)
やる気、勇気、元気をいただいた3月30日でした。

2021年3月29日 (月)

コロナ差別。

 嫌いな言葉です。

虫唾が走ります。できれば使いたく無い言葉です。

本日の北海道新聞22面。コロナ病棟勤務看護師「差別ある」28%増。

との見出しが目につきました。

 自分の身の危険を顧みず健康体を犠牲にして日々献身的に

看病をして人の命を救っています。

看護師さんに限らずドクター、レントゲン技師。そんな医療従事者皆様の献身的な

犠牲の上に一般市民の健康が有ると思います。(コロナ患者は全快退院できます)

 

 病院の院長先生に各自治体の首長さんに提案致します。

病院、役所の人目のつく場所に看護師さんの防護服姿のマネキン人形を設置して

いかに厳重に感染防止をしているか、いかに苦労しながら仕事を遂行しているか見せてやるべきです。

暑さと戦いゴーグルで視界不良になりゴム手袋で手先が不自由になる中での医療活動です。

具体的に理解してもらわなくては社会の環境は変わりづらいと思います。

体調管理も職場家庭内において一般市民よりも数倍厳しく管理しているはずです。

例えばです。たとえ看護師さんが感染しても感染源には決してならないはずです。

 

 今は昨年とは比較できない感染爆発です。病院を守るのは私達だと思います。

市中感染が感染者の50%前後ですともはや感染するのは他人事ではありません。

体調管理を怠らず絶対に感染源にはならないという自覚を持ちましょう!

 

 

 

2021年3月28日 (日)

元気とは。

 大相撲の千秋楽。

お見事!照ノ富士、幕の内最高優勝。そして再大関昇進おめでとうございます!

場所前、相撲解説者の舞の海さんは優勝は「ずばり白鳳」

と予言していましたが私は照ノ富士ではと思っていました。

彼の両肘、両膝、両足首はきっちりとテーピングがされています。

言わば満身創痍状態です。ですから負け方も怪我を悪化させないように負けている

と私は感じています。あの状態であの身体は元気なのでしょうか?

元気ってどこから来るのでしょう。元気って何なのでしょう。

 

 病は気からという言葉があります。ドラマの中で深手を負った人に

「傷は浅いぞしっかりしろ!」とのセリフが有ります。

昨年私は入院時、ドクターから病状の説明は回復に向かってるし良好としか

言われていませんでした。

退院時、病院からもらったプリントには私の病状は重篤な肺炎と書かれていました。

帰宅して数日後カミさんが入院当日私が今晩呼吸困難になる恐れ有りとドクターから

電話があったといいます。

「心臓強いですね」と入院中のある日ドクターに言われた記憶があります。

(政治家ではあるまいし毛は生えてませんよと思いましたが。嘘もつけないし。)

何も知らないでいたから気楽に闘病できたのかなと今思っています。

(不安に押しつぶされそうにもなりましたが)病院の皆様の思いやりに感謝をしております。

元気はきっと気から来るのでしょうね。

 

2021年3月27日 (土)

自粛期間。

 私なりの自分で決めた自粛期間解除の日が近づいてきました。

昨年の3月15日、退院してからは2週間ほど出張の仕事は自粛したのでした。

誰の指図、指導でもなく自主的にです。(以前にも書きました)

 

 お店でいろいろ雑務などこなし一人販売会議などを開き

4月からの仕事の企画などたてていました。

お店を開けていますとやはり来客があります。

来店のお客様にはコーヒーなどお茶を差し上げます。

笑顔での会話ほど癒やされるものはないなとつくづくお客様に

感謝をしました。会話の話題はやはりコロナ感染体験談が主でした。

(当時覚悟はしていましたが私個人に関する嫌な噂話が聞こえ始めてました)

 

 自粛期間中、急ぎの修理依頼はコロナの話題は避けて(何も話しませんでした)

仕事を完了させたお客様も少数ですが複数軒は有りました。

後で人づてに私のコロナ感染の話題を聞いて不安にさせてはまずいと思い

後日その旨、お話をさせていただきご理解をしていただきました。

 

 今は感染爆発の真っ只中です。感染源(無自覚、無症状者)にならないよう感染防止に努めましょう。

 

2021年3月26日 (金)

感染する人。しない人。

 コロナ感染症に限らず、同じ時間帯、同じ場所にいて

なぜ感染する人、しない人がいるのでしょう。

分かれ目はどこなのでしょうか。 距離? 体調? 接触時間? 

それとも運なのでしょうか?

感染症の世界的大流行の時でも絶対に感染しないで(感染しても)

生き残る人がいると聞いた記憶があります。

スペイン風邪、ペスト。などヨーロッパからアジアへ。アジアからヨーロッパへ大流行しました。

それでも人類は絶滅しないで現在まで累々と繁栄しているのだと。

古い時代、現在より情報は少なく医学も現代と比較すればかなり劣るはずです。

 

 私が想像するにはきっと・・・

「遺伝子が感染予防を組み立てているからー」なんてネ。チコちゃんみたいですが。

叱られますね。「ボーッと生きてんじゃ・・・!」ってね。

 

 古来より伝わる民間医療でニラにニンニクに長ネギが最高の良薬と

先日ラジオで聞きました。日本に伝来したのは奈良時代みたいです。

そしたら餃子がいい感じなので冷凍餃子買ってきて食べてます。

これが大きくて美味しいのですごく気にいってます。ニンニクもいっぱい入ってる感じ。

栄養ドリンクもいいのでしょうか? こないだ寝不足の朝一本飲みました。

 

 日々体調管理して体力増強を心がけて感染予防をする。これ正解かも。

 

2021年3月25日 (木)

誹謗中傷。

 噂でも評判の良いクチコミは大歓迎なのですが。

悪口を言って根拠の無い内容で人を貶(おとし)める行為と

新語時事用語辞典に記されています。

でも時として人はホントの事を指摘されるとえらい怒ります。

私はカミさんに指摘されると「ウルセーんだよ!」と心の

中で言います。顔にはなるべく出さないでネ。

 悪口なのか判断はつきませんが・・・

ある日お客様宅で私の携帯電話が鳴りました。

「奥村さん!元気で良かったー!」

スマートホンの向こうから電話に出るなり言われた言葉です。

「奥さんと二人で自殺したと今、聞いたの。そんなはずない!」

と思いカラオケ仲間の彼女は心配してお電話をくれたのでした。

二人で死んだら心中事件ですよね。それも男の私が妻の首を・・・無理心中事件(こわッ)。

 ある日カミさんが「コーセーでんき閉店したみたい」と言います。

「ウン?結構忙しいけどなー」とカミさんと話しをしました。

心中させられて死んじゃうし店は廃業させられてしまうし。

心中もしていないしお店も廃業していないし明るく元気に仕事してますよー!って。

お客様とカラオケ仲間の彼女とカミさんと皆で笑い話にしました。(元気だからです)

 根も葉もない噂って楽しいものなんですね。人様の不幸は・・の味って。同じ聞くのなら

私は落語聞いて笑った方がずっと楽しく精神的に健康だと思うのですが。勉強にもなります。

 世の中に愛を。人には愛情を。24時間テレビ、年末助け合いの時だけで無く

365日忘れないで欲しい言葉ですね。それでは明日も明るく元気で行きましょう!

(明るく楽しく・・・漫談で言う人いますよね)

 

2021年3月24日 (水)

市中感染。

 市内のスーパー、病院など何処へ行っても

北見市民はほぼ100%マスクを着用されています。

私はお店の入口でマスク未着用に気づきマスクを取りに車に

戻る事まま有りますが。

学校には用事がないので行きませんが着用は徹底されてるのでは。

 そんな環境の中で感染経路が分からない人が多数発表されています。

市中で会食も無し。15分程度の会話も無し。昼食時の会話も無し。マスク未着時間帯も無し。

職場などでは3密回避も消毒も日常になりつつ有ります。感染源は

素人の私が考え付くのは市中での空気感染かドアノブなど接触感染かなと思うくらいです。

後考えられるのは無症状(無自覚も含みます)感染者との長時間接触です。 

 私が昨年感染した当日は体調が睡眠不足で絶不調でした。(ストレスも最悪状態)

同じ会場で感染した同業者も一昨年の年末から長く微熱状態と

風邪状態が続き感染当時は体調はかなり悪かったと聞いています。

感染経路の分からない感染源の分からない感染者の体調(感染当時)も

参考の為に発表していただければ感染防止に役立つのではないでしょうか。

 

 

2021年3月23日 (火)

無症状。

 コロナ感染陽性者の3割から4割は無症状。

そんな記事(昨年7月投稿)を先日インターネットで読みました。

無症状ってどういう事かなと疑問に思ったからです。

無症状陽性者と誰が決定しているのか知りたいと思いませんか?

私は発熱までの潜伏期間が1週間ありました。

発熱前の期間内にPCR検査を受けたとしたら陽性で無症状感染者になったのかな

とも思ってしまうからです。

でも潜伏期間の闘病記に記しましたが悪寒、空咳などの症状はありました。

 私が検査を受けずに野放し状態でしかも悪化しないで後1週間くらいノーマスクで

空咳をしまくりながらやり過ごしたとしたら・・・

結果は現在の感染爆発状態になっていたのかなと想像するのです。

 普段の自分の体調を把握する事が大事だと気付きました。

感染防止の為、感染源にならない為、体調管理ベストを尽くしましょう。

 

 

 

 

 

 

2021年3月22日 (月)

敬遠。

 野球の敬遠策ではありません。

昨年随分敬遠されたような記憶があります。

すれ違う直前にその人は右向け右で方向転換。何故か

お隣の玄関内に入って行きました。

カミさんは用事が有ったのよと言います。(私はウン?)

依頼事の電話で「実は3月15日退院して云々」と理由を説明すると

無い事になり話は終わってしまいます。(多数ではありませんが複数回です)

前者は私がコロナ感染経験者とわかっている人で後者の中には全く知らなかった人もいます。

 3月15日に退院してから現在まで私は他人様に新型コロナ感染症を

感染させた事は絶対に有りません。

私が感染源ならやはり生活を共にしている家族が最初に感染をする筈です。

公の発表は聞いたことが有りませんが感染経験者が退院後さらに

感染を広げた例は有るのでしょうか?(再陽性者も含めてです)

 退院している新型コロナ感染症経験者は一番安全な人であると私は確信しています。

これから退院される方はどうか自信を持って病院を後にして下さいね。

 

 

 

2021年3月21日 (日)

コロナ感染症に対する不安。

 私が抱く不安ではありません。

世間様の未感染の方が抱く不安です。昨年の今頃は

テレビ報道等ではこれでもかと不安を煽(あお)る

ような内容が1日中放送されていました。

代表的な言葉が「薬がない。特効薬がない。」と。

日曜朝8時からのある報道番組に出演されている司会者が

専門家の知見を聞いた後締めくくった言葉が印象に

残っています。「なにが何だかさっぱり分からなくなってしまいました」と。

 学説が云々。WHOの報告が云々。諸外国の報告が云々。

難解なカタカナ語の言葉を多く使って専門家は番組で解説してくれます。

そして締めくくりにあの日本語(言葉)です。

「薬がない。特効薬がない。」視聴者はそこで恐ろしい病気だ!。

コロナ感染症は薬が無いからとてつもなく怖い感染症なんだ!。

理解できないカタカナ語とそのまんま耳に入る日本語。結果不安100倍です。

 不安解消には何よりも早期発見、早期治療の開始。その為には医療機関、医療業界の診療診察の

裾野を行政の力で広げるのが必要不可欠だと思います。

その下地がしっかりしてこそ我々一般国民も安心して感染予防ができると思います。

「よく食べよく寝て体力(免疫力)増強に努める。」専門家にはカタカナ語でなく日本語で言ってほしいです。

 

 

 

 

 

 

2021年3月20日 (土)

尊敬の人

 闘病生活に終止符を打ち安らかに眠りについた彼女。

友人(私の同級生)の妻のMさん。本日、永の別れを致しました。

昨年2月29日13時06分彼女から私のラインアプリに

心配の通信が入りました。「具合どうですか?」

15時12分「日赤にてコロナ肺炎確認、コロナ確定」の旨の返信をしました。

当時彼女はすでに癌の転移で全身癌に冒されていました。

闘病と家業を両立しながら濃厚接触者となった私達の同級生グループを

心配して2週間の出禁生活をサポートしてくれました。

そのおかげで私は退院後も暖かく同級生グループに迎え入れてもらいました。

明るく朗らかで情が厚く私とはパークゴルフのなにげのライバルでした。

彼女には僅差でいつも負けていました。そんな時の得意げな彼女の姿が好きでした。

昨年入院中はいつもラインで励ましてもらい時には突っ込みもいただき(笑い)

心を平安にしていただきました。

退院して世間のコロナ患者への偏見の目が気になり始め落ち込み始めた頃には

励ましの言葉をたくさんいただきました。

友人と彼女にいただいた恩はかけがえのないものです。

天国の彼女に心配をかけないのが私の恩返しです。「Mさん健康に気をつけて仕事頑張ります!」

彼女とのライン通信は私の宝物です。

 

 

2021年3月19日 (金)

コロナ感染症に対する偏見。

 偏見と差別はどこから生まれるの?。

いずれも無知から来る誤った知識を信じて認識をしてしまうからだと思います。

誤解は非常に複雑、やっかいなものです。

現代の複雑な社会の中でなにが正解なのか立場により見方により全て変化します。

言葉を変えれば正解は無いのかも。

 でも無知と有識とは、はっきり区別ができます。

私は、昨年退院してから2ヶ月後の5月15日、知人に別れ際、背後から

からかわれるように「おまえ、再陽性になるなよ」と言われました。

カミさんは冗談だと言います。(普段からきつい冗談を言う人なのだから)

10ヶ月後の今も私の耳にはその言葉が生傷となって残っています。

「おまえ、再感染するなよ」と正面から言われれば冗談とはとらずに私は

「有り難う。気をつけるよ」とお礼を言ったと思います。

 退院して2ヶ月経過していても彼は私がまだコロナ感染者として認識しているのだなと

思いました。彼は「再陽性」という言葉の重い意味を正しく理解していないと思います。

(闘病中に記していますが入院中再陽性が分かった時、私の気持ちは流氷の海に沈みました)

感染症のインフルエンザに再感染した人に彼は「おまえまた再陽性になったのか」と

冗談を言うでしょうか?

北見市人口のほんの一部のコロナ感染経験者に対してたとえ冗談でもその言葉は

感染症に対する典型的な無知から来る偏見ではないでしょうか。

言葉一つに関しても正しい知識は大事で必要です。

 冗談はほどほどに。世間では辞任騒動に発展してしまいます。

 

 

 

 

 

2021年3月18日 (木)

無知と認識不足。

 情報が氾濫している現代。

さらにインターネットが普及しています。

疑問は広く浅く、広く(狭く)深く調べる事が可能です。

でも正しい情報、知識はどこにあるのでしょう。

「噂」という言葉。良くも悪くも恐ろしく強い発信力。

そしてやっかいなものだと思います。噂を信じた者が

徒党を組んで虐殺事件を犯した過去も有ります。(関東大震災)

 新型コロナ感染症というパンデミック。(世界的大流行)

報道、インターネット通信で見聞するのは感染確認人数。死者の人数。

インパクトのある数字ばかりが目立ちます。

しかし詳しく冷静に新聞紙面を読むと退院、療養解除者の人数。

現在の入院、療養中の人数も正確に記載されています。

 昨日全国の累計患者数451,913人。死者8,745人。約1.9%の致死率になります。(数字は本日の北海道新聞朝刊)

98.1%の患者さんは回復、退院、療養解除になっているのではと私は理解しています。

そしてこの数字こそが日本経済を日本の医療現場をどん底の苦しみにおとしめているのが現実です。

現在入院、療養中の患者さん12,022人。この人数が限りなく0に近づいて欲しいのです。

そう思うのは私だけでしょうか?正しい数字の認識が必要だと思います。

 

 

 

 

 

 

2021年3月17日 (水)

書き終えて。

 2月8日から書き始めた闘病記。今日で38日目になりました。

入院中にしたためた一句?も全部紹介しました。

 昨日同業者を訪ねました。(帯広厚生病院に入院、加療した同業者)

闘病中の話ですっかり盛り上がって。彼も言ってますがやはり

一句を考えてた最中は病気を忘れる事ができて不安から解放

されていたと。素晴らしい良薬だねと二人でうなずき合いました。

昨年3月7日彼から届いたメールの一句を紹介します。

  

  コロナ熱 

    飛んで無くなれ

        十勝晴れ

      かなり良くなってます。

 

コロナ経験者は強い!(私はうれしくて返信しました)

 

現在闘病中(コロナに限らず全ての病気で)の皆様。気持ち明るく元気をつけるため一句作りましょうね。

 

 2月8日に書きました。(コロナ感染症は)

「必ず元気なります。全快します。治る病気です。」

「睡眠をしっかりとりましょう。」

明日からは経験した偏見、差別など気がついた事など書き記して

いこうかなと思ってます。

 

 

2021年3月16日 (火)

シャッターを開ける。

 治りました

   身体元気で

      元通り!

 

 昨年の2月25日以来約3週間ぶりにお店のシャッターを

力いっぱい開けました。のぼりも店頭に飾りました。

開店したぞ!

仕事ができるぞ!

あーお店の空気、いいなー。

・・・でもね。

新型コロナ感染症を患った元患者となれば世間様の目も気になるので

自主的に2週間、出張の仕事は自粛をする事にしたのです。

保健所からは行動制限はないから自由に行動しても良いですと言われてましたが。

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 昨年入院中6階の隔離病棟から直下に見える景色の写真です。

 

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 本年2月にその直下に眺めていた住宅駐車場から撮影しました。

右端、上から3番目、真ん中の窓の内側から外を眺めていました。

 

2021年3月15日 (月)

シャバの空気は美味しい。

 昨年の本日は日曜日でした。

早朝からそわそわ。検査結果の報告が待ち遠しい。

けれど待てども待てども音沙汰なし。11時頃には判明してたのに。

そういえば11日(水)の陽性の結果の時は昼飯の後だった。

昨年の記録はないが確か結果報告よりも昼飯が先に出たようなちょっと

あいまいな記憶があります。「あーもうだめだ。又陽性かな・・・辛いなー」

と思って待っていたのは確実です。

 

 

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   パタパタと

      足音軽ろき

        朗報か?

 

    笑顔受け 

     ナースの拍手に

       胸安堵

 

   囚われ解放

     弥生の将軍      Kimg0152

       勝利す

 

   網走去り

    向かう北見は

       青き空

 

 

カミさんと娘に病院まで迎えに来てもらいました。服を全部着替えて持ち込んだ衣類は

全てビニール袋に厳重にしまって隔離病棟を晴れやかに出る事ができました。

カミさんと娘がナースセンターの前に笑顔で待っていてくれました。

始めて眺める6階の病院内部とナースセンターでした。360見回しました。立派な建物だなー

と思いました。帰宅途中スーパーに寄りました。

素晴らしい!これがシャバなんだと感激しました。惣菜売り場でまたまた感激。

眺めるだけでお腹がいっぱいになる感じでした。

夕飯にはお酒が出ました。美味しい。家族がいる。安心にくるまれ眠る事ができたのを記憶してます。

 

 

2021年3月14日 (日)

退院前日。

 昨年の昨日に行った4回目のPCR検査の結果が陰性ならば

明日すぐに退院が可能なのです。今回も2回目のように

陽性の結果ならば情けないなと思う反面、いやいや体調は万全。

間違いなくウイルスは退治しているはずだ!と思ったり。

 今現在、隔離され闘病している人は退院が近く見えてくると

皆この気持ちを経験しているんだろうなと思っています。

食事が美味しく、空腹感が出てくるようであれば体調は万全。

希望を持ちましょう。

 

 

 

 

2021年3月13日 (土)

退院まで後2日。

 昨年の本日、11日のPCR検査結果、陰性との報告。

この安堵感。経験した人しか分からないと思います。それも3回目です。

医療、医学の世界にはまったく疎い私ですが目に見えない世界を見て

陰性だの陽性だの悪性だの良性だのと判断するのですから従事されてる

方々を尊敬してしまいます。

 そして4回目の検査を今日しました。結果陰性ならば15日退院可能なのですが

昨年の私はひたすら祈るのみなのです。

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 陰性とな

   身は天に

     舞い上がり

 

 

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 朝陽淡く

   川も海もままに

      十四日(じゅうしにち)

 

2021年3月12日 (金)

退院まで後3日。

 今、現在だから退院まで後3日と言えますが昨年の当日は

先の事は分かっていません。でも体調は完全に良くなってるのが

実感できていました。不思議にトイレに行って部屋に戻るわずか数メートルの距離を

歩いている時に「俺ってえらい元気になってるナー」って思っていました。

昨年の本日15時13分 [下痢便わずか] とスマホのメモ帳に記されています。

トイレの回数もメモ帳を見る限り午前中2回、午後は3回です。体温も朝、晩ともに36,5℃です。

元気な時の体調と同じです。メモ帳に記録はないのですが心電計と酸素濃度計る指に挟まってる器具は

まだ身体についていましたが明日あたり取り外しの許可が出るようなあやふやな記憶があります。

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 常食の

   スキップ悲しき

        粥飯よ

 

 

 

夢見る固いご飯。常食を食べたくて看護師さんにお願いしていたのですが、はかなき夢に終わりました。

 

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 陰祈り

  ひたすら願う

     弥生の空

 

 

昨年、入院中行われた3回目のPCR検査結果、明日分かります。

 

 

2021年3月11日 (木)

本日の退院お預け。

 昨年の2回目のPCR検査結果なんと陽性反応。

2回連続陰性ならば即、退院OKだったのですが振り出しに戻りました。

前回1回目の検査結果は偽陰性だったとの説明を受けました。

偽陰性が判明して結果良かったのではと後で考えが変わりました。

完全陰性になってからの退院が安心だからです。

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 陽性とな

   身は氷海(うみ)に

        沈みけり

 

 

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 連山よ

   共に涙か

     大泣きの我

 

 

すっかり退院気分になっていたのでちょっとショックでした。又、長い1日が始まりました。

続きを読む "本日の退院お預け。" »

2021年3月10日 (水)

時間が遅い。

 退院間近になり元気が出てくると入院生活で辛かったのは時間の経つのが遅い事。

「食っちゃ寝て、食っちゃ寝て。」怠けもんの代名詞みたいな言葉ですが

そのまんまの生活かなと思います。タブレット持ち込んでいたのですが

アマゾンプライムの映画見て楽しめると思い2本目見終わる頃急に重くなり映像が固まりました。

通信量オーバー。(制限があるなんて知らなかった)月またがないと回復不可能と言われショック!

夕方テレビの水戸黄門様がおもしろかったです。夜はスマホで一晩中ラジオ(NHKの深夜便)を聞いていました。

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  猫柳

   なぜか淋しき

      銀の色

 

 

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  囚われの

    粥飯わびしき

      空きベッド

 

  

昨年入院中の2回目のPCR検査結果が明日分かります。不安と辛さが入り交じります。 

2021年3月 9日 (火)

退院が見えてきた。

 昨年の7日の検査結果は陰性だった。

昨年の今日もPCR検査受けたので明後日結果が陰性ならば退院可能だ。

体調はかなりいい状態だと思うが身体にはあいかわらず

心電計、指先には酸素濃度はかる器具はめられてる。点滴治療も続いている。

今考えると気持ち治った状態だったのでしょう。きっと。

 

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 退院に

  連山流氷の

    拍手受け

 

 

同室者の退院。喜んでいましたね。一週間の短期入院でした。

 

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 霧を背に

  細君笑顔と

    二人連れ

 

 

同室者は時ならぬ雨の日の退院でした。番外地方面は霧がかかっていました。

 

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 氷海(うみ)青き

   沖の流氷

     御神渡り

 

 

 

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 海別下ろし

   陰の朗報

    吹き抜けり

 

 

正直言って私のPCR検査結果、陰性だったなんて信じられませんでした。 

 

2021年3月 8日 (月)

PCR検査始まる。

 昨年入院中の記録は無いが昨年の7日土曜日に1回目の検査を受けた。

結果は中1日おいて分かるので9日は陰性だった。けど・・・

同室者は気前よくパンパンと2回の検査、連続陰性でわずか7日間で退院していきました。

聞けば救急搬送中ピーポのサイレンはなかったと言ってました。軽症だったのでしょうか?

彼と過ごした7日間はコロナ感染症の事でいろいろな面で有意義でした。

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 常食を

  望み食せば

    下痢スタート

 

 

 

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 雲に海

  具は流氷

    サンドイッチ

 

     食欲が出てきて欲求不満になります。

 

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 陰性と

   聞きし耳に

      春の風

 

        同室者の喜びが嬉しい。

 

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 弥生に

   治癒の援軍

     頼もしき

 

        同室者2回目も陰性!

 

 

 

 

2021年3月 7日 (日)

嬉しい一日!

 昨年の本日は土曜日。朝10時10分。スマートフォンのアプリ、メモ帳を

見ると久し振りの固形のお便様と対面しました。ニッコリ笑っていたようないないような。

腸炎も回復基調を示すようになってきました。そしてうれしいメールが届きました。

 春はそこ

   一本二本と

     くだ(管)取れる

帯広厚生に入院中の同業者から彼の俳句といっしょにICUから普通病室に移動との嬉しい内容。

やったー!ドクターにナースに天に神に仏に家族に皆に感謝です。

 そして本年、今日現在闘病中の患者の皆様。一句を考えましょう。元気をくれる良薬です。

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 院内に

   号砲一発

    腸炎卒業

 

 

 

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 採血と  

  優しきナース

   3つも刺し

 

 

 

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 氷花満開

  白に青重なる

   オホーツク

 

 

 

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 ピーポが

  大きく消えて

    星ひとつ

 

 

(一晩に救急車のサイレンが4回聞こえてそのたびに目が覚め夜空を見上げました)

掲載写真は昨年院内からスマホで撮影したものです。一番上右端に私の腕が見えます。

 

 

2021年3月 6日 (土)

冬の嵐。

 昨年入院中、吹雪の日が2日間続きました。自宅が心配で(うちのカミさん腰の病気で雪かきした事がない。)

連絡取ると案の定お手上げ状態、店頭から駐車場からとかなり広く除雪しなければなりません。

義兄に連絡。除雪を依頼しました。本当に助けられました。姪っ子にも北見から網走まで

私に飲料水やらおしめパンツ、着替え(着用着全て洗濯不可能。)などもろもろ運んでもらいました。感謝、感謝です。

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 嵐雪に

  怒濤の流氷

    息合わせ

 

 

 

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 流氷圧し

  逆流先は

   番外地

 

 

 

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カーテン

  開ければ

   粉雪出番

 

 

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 雲行きて

  陽光柔く

   光る川面

 

 

一句にもなってませんが不安を打ち消すためにはたいしたいい薬(良薬)になりました。

2021年3月 5日 (金)

隔離病棟に移動。

 7階の病室から6階の隔離病棟の病室に移動しました。

ストレッチャーに乗せられて、まるでドラマ見てる気分とナースさんと話しました。

病状は胸に圧迫感があり病衣が邪魔な気分で胸の中の異物を取り出したい

感じでした。今でも思い出すと胸が重くなります。

移動先の病室はベッドが2つ有りトイレはドアの向かいにあってとても広かったです。

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 帯広厚生

  私しゃピーポで

    網走厚生

 

昨年の3月5日、同業者が心配で電話したところ彼からICUで治療中とのメールが入りました。

心配でなんとか回復してと祈りました。

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 同室者

  迎えて二人

   コロナかま

 

 

隔離病棟に入ってから2,3日経過してから患者さんが入室してきました。

一人よりも二人。孤独感が和らぎすごく心強かったです。

 

 

2021年3月 4日 (木)

入院生活。エッ!

 入院翌日の朝。ノックの後、入室者は病室掃除係のおば様。

ノーマスクにごく普通のお姿。(普通に見かける掃除会社のユニフォーム姿)

ドクターもナースも完全防護服装着で入室してくるのですが・・・。

「エッ!私コロナ感染患者なのですが」と心の中でつぶやきました。

帰った後、洗面台には昨夜の残りのおかゆご飯が投げ捨てられていました。

「洗面台が詰まってしまう!」大急ぎでナースコールを押して洗面台のおかゆご飯処置してもらいました。

訳が分からない掃除のおば様の突然の来室と行動。あれは夢か幻か今でも謎の出来事です。

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  落涙油断

     深情け背なで

        なおも泣き

 

 

ベッドから景色を見ていると突然涙が出てきてたまたま入室してきた                   

ナースに励まされたらさらに涙が溢れてしまいました。

 

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   眠剤よ

     広がる闇

       いつ消える

 

 

長い夜は何回も目が覚めました。夜9時には眠剤を半粒呑んで眠りに入っていました。

 

 

 

2021年3月 3日 (水)

平熱になる。

 昨年の本日は火曜日。入院3日目。朝6時35分の検温で36.3℃。

解熱剤は順調に効果がでて安心をしました。(テレビに向かって薬は有るぞ!って言ってました)

整腸剤を服用しているが腸炎の症状はまだ続く。

腸を休ますため絶食の指示がでましたが空腹を感じる事はありませんでした。

               絶景展望

                  網走厚生の

                      超特効薬

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 先生に景色に癒やされてますと伝えると夏の花火大会はそれはそれは最高!と言ってました。

2021年3月 2日 (火)

入院生活

 昨年の本日は月曜日。網走厚生病院の朝。

昨夜私は病院の隔離病棟では無く7階の特別室に入室させられました。

広い病室にもちろんベッドは一つ。患者は私一人でした。

朝、カーテンを開けると息を呑みました。

真っ青なオホーツク海。沖にどこまでも続く真っ白な流氷。

目をみはり息を呑み一瞬病気を忘れました。

 

 陽光青く

    凍しオホーツク

         なお白く。

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病院の時の流れは長く感じます。一句を考えると時間を忘れる事ができました。

 

 

 

 

 

2021年3月 1日 (月)

2月29日入院当日「コロナ感染症ではありません」

 昨年は4年に一度の閏年。

当日の体調は37.8℃の高熱状態(すでに1週間続いている)。下痢状態はさらにひどく食欲なし。

 昨年の本日は2月29日土曜日になります。土曜日にもかかわらず

保健所は朝お電話をくれました。型通り、マニュアル通りのやりとりの後

昨日のK病院の先生から受けた指示を確認のため保健所の電話口の女性に伝えました。

(昨日の診察結果の報告が当然K病院から保健所に伝わってると私は思っていました。)

何時に日赤病院に行って診察を受けることが出来るのかとすがる思いで期待を込めて

確認をしたところ保健所の判断は、私はコロナ感染症では無いから診察、検査は必要なしとの

見解だと言う旨伝えられました。

「ハー?コロナ感染症ではない。病院の先生は受診の指示をくれてるのに」

当時報道で伝えられているようにやはり保健所の診察、検査という鉄の門は開く事はないのだなと

思いあきらめました。(現在の自宅療養を強要していたのだと思います)

 コロナ感染症でない(保健所の保証付き)のなら行きつけの病院に行って薬をもらえるし

仕事も午後から開始しますと伝えると態度が180度変化。

開かずの鉄の門はやっと開き午後病院のCTスキャン検査でコロナ特有の肺炎が確認されました。

夕方日が暮れてから網走の厚生病院に救急搬送されました。車内は寒く固い長椅子にうずくまって

不安が渦巻き急に重病人になってしまいました。でも点滴治療を受けられる事を思うと

幾分安心感がありました。3月15日退院まで私の闘病は続きます。

「感染症にも対症療法と体力増強の薬はあります。」

体力さえつけば大丈夫です!

 

 

 

 

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